こんばんは、ぺいです。
長男は少しお話ができるようになってきているので「将来の夢はある?」と聞いたところ「ゲームを作りたい!」とのこと。
おー、それなら今習い始めた障害者向けプログラミング教室は役に立つかな・・・?
でもまずは基本から、できることを増やしてから応用をやるとパパはいいと思うな。

写真は療育で魚屋さんをやっていたところ、「ゲームつきの魚屋さんにしよう!」と長男の案で買い物をすると双六を始められ、止まったマスに応じて景品がもらえるとのことでした。
温泉旅行やらお化け屋敷やら・・・連れて行ったことあったっけ・・・?(笑)
何でも楽しもうとする姿勢はとても素晴らしい。
さて、今日はちょっと早めに直したい癖についてです。
それは「人のせいにする口癖」がついてしまっていること。
どう直すかはともかく、何故良くないのかは整理しておきましょう。主に私が子供と話すとききちんと説明できるように(笑)
今回はこの図の中の「精神の自立」についてです。

まずは精神の自立について
私の場合、「こういうことを大事にして育ってほしいな」と感じています。
・自分の人生は自分で決め、自分で責任を取ること
・他人との適切な距離感を保ちつつ、与える喜びを知り、助け合っていけること
・特定の人やものに依存しないこと
・無いものを求めるのではなくあるものをどう活かすか考えること
・感謝の気持ち、挑戦の意欲、素直な心と行動力をちょっとだけでも持つこと
これらは私自身も未熟なので子供と一緒に共に育っていけたら、と考えています。
多分・・・一生かかるかな?(笑)
でも少しずつでも近づけるならそれでもいいと思っています。
気になる言い方
「上履き洗い忘れたのは昨日の夜に声かけてくれなかったお母さんが悪い」
「宿題が難しいのが悪い」
「お父さんがランドセルに水筒を入れなかったのが悪い」
これ、ちょっと良くないなと思っています。
要するに、人のせいにする癖がついてしまっています。
実際に人のせいの要素はあるでしょう。全てが自分のせいでないことも多いと思います。
ただし、注目してほしいのは「その中で自分が何ができたか」なんです。
人のせいにばかりすることの問題点
私は次の2つだと思っています
誰かが自分に気を使ってくれることが当たり前だと思っている
当たり前、と思っているということは感謝が無い、とも言い換えられます。
「ありがたい」=「有難い」わけですからその反対語は「当たり前」ですね。
私たちは一人では生きていけません。必ず誰かとのつながりがあって生きていきます。
その誰かとのつながりはできれば「感謝し感謝され」の関係であり、「自分が役に立っている実感がある」方が幸福感が高いでしょう。
感謝の心が無いと「誰かが私を満たしてくれないと幸せになれない」生き方に進んでいきかねません。
他人の人生を生きている
他の人が何かをやってくれれば自分は大丈夫、逆にやってくれないから私はできない。
これ、突き詰めていくと「自分の人生を自分で決められない」「誰かの人生を生きているようなもの」になります。
この状態、精神の自立からどんどん離れていきます。
そして十中八九、不幸になります。
何故か?非常に簡単です。「誰もが自分が一番大事」だからです。
「世の中の誰もが自分が一番大事」なので、「あなたのために生きてくれる人がいない」わけです。
誰かが何かをしてくれないと幸せになれないのに、肝心の誰かは自分自身が一番大事。
これに一生悩むことになります。
障害があろうが、なかろうが、残念ながらこの事実は変わりません。
心だけでも自分で立つしかないのです。
唯一、赤ん坊に対する母親や父親だけは「あなたのために生きてくれる人」かもしれませんね。
ではどうする?
まず話を聞く
話を聞き終わった後、「じゃあ、次はどうしようか?一緒に考えよう?」と切り出す
話を聞く理由ですが、まず話を聞かないと話を聞いてもらえないからです。
私の好きな言葉に「人は話を聞いてくれる人の話を聞く」があります。実際聞いてくれている感じはします。
このやり方があっているかはわかりません。
ただ最初は「上履きを忘れたのは昨日声かけなかったお母さんが悪い」と言っていた長男が、「気を付ける」と言い始め、「土曜日に上履き掃除をやる」と言って実行してくれたりもしました。
もちろん、「親が望む言葉を先回りして言っている」可能性もあります。
この辺りはよく注意して見ていきましょう。
知的障害持ちの子にレベルが高すぎることを要求していないか?
確かに、社会で生きている大人でも人のせいにする人は多いです。
それをまだ小さい子供に、ましてや知的障害もあるのに要求するのは酷だ、という意見もあるかもしれません。
でも、私の育児の目的は「子供の幸せ」なんです。
他人の人生を生きる生き方も、感謝の心を忘れて誰かに何かをしてもらわないと満たされない生き方も幸せから遠のいてしまいます。
それに、年を重ねれば重ねるほど、考え方を変えるのが難しくなってきます。今が大事な時だと私は思っています。
繰り返しますが、私自身できているとは言い難いです。
できる私ができない子供に教える、という構図ではなく、親子共に成長する、そういう感じです。
きっと、大丈夫。
少しずつ、一緒に変えていきましょう。
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